2013/6/13:すきま

すき‐ま 【隙間/透(き)間】
1 物と物との間の、わずかにあいている所。
2 (比喩的に)普通には気づきにくいところ。盲点。
3 あいている時間。ひま。
4 わずかな気のゆるみや油断。


埋められない隙間は、あると思うんです。


それは自分とは違う人間なのだから仕方ない事なのですが、その差異を受け入れたり、やさしさで埋められたらいいなと思う事が多々ありました。悲しいことですが、俺自身がそこまで器用な人間ではないので、大きな壁を作らせてしまったり、離れてしまった人も居ます。相手を信頼するという事が、格闘になっていたのでしょう。口に出すべきことでは無い事まで喋ってしまったり、本当の意味で相手を尊重出来ない自分が嫌で仕方なくなる時もありました。酷く傲慢な話なのですが、自分にも相手に理解されるには難しい隙間がある事を忘れていたのだと思います。


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受け入れる隙間もあると思います。


俺は、心がいっぱいいっぱいだと何も受け入れられなくなってしまいます。受け入れるポーズは、相手を傷つけなくて取りますが、その分、自身の負担になって返ってきます。そうならないように、余裕としての隙間が必要だと思うんです。いつでも、自分の事だけではなく、相手や物事に関して受け入れられる隙間を持っていられる人でありたいです。


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最近、撮ってきた写真を振り返ってまとめているのですが、俺はその隙間を感じるものを撮っているように感じました。それは、隙間だったり透間だったり人や関係性によって様々なのですが、これを写し撮ることが写真を撮っている理由の一つなのかもしれません。