2013/6/7:朝

朝。
白米。前日から漬けておいた玉ねぎの醤油漬け。
人参しりしりと油揚げ。なめたけ。

ここまで落ち込んでいることは、20代になって初めてかもしれないと思う程に、様々な事が重なって気が塞いでしまっている。無論、このまま塞いで何もしないことをしていると、貯金も無い俺は、ほどなくして社会から外れる事になってしまうので、仕事を探さなくてはならないのだが、どうにも気が進まない。


(いや、働くけどね)


20歳の頃、家族と言う枠組みから逃げ出してきて、今までずっと生き急いで生きてきたような気がする。走って生きていると見えるものもあるけれど、ゆっくり歩いて生きていなきゃ見えないものもあると友人が言っていたが、その通りだと感じた。いつも何か事を成さなくてはならないと思って生きていたが、さすがにもう、今の状態でその考えでは息が詰まりそうになる。


折角、家族から逃げてきたのに、また家族という形を求めている。家族みたいな友人達もいるが、安心して寄りかかることが出来ない。これは好きな人程、相手に負担を強いたくない気持ちが働いているのだけれども、そんなままじゃ、俺、ずっとダメなままなんじゃないか。こんな風に言葉で心情や状態を表現できるが、実際に行動に移すことが難しいので、しょうがないと言えばそうなんだけれど、さすがに生き辛さを強く感じるようになってきた。辛い。


解決策が浮かばない事ばかりで、時間がどうにかしてくれる事もあるし、どうにかしないとどうにもならない事もあるけれど、なんとかならないかな。なんとかなってくれないかな。いや、なんとかなってくれよと期待なんかしてる。何と言うかまぁ、正直、疲れたんだ。


自分の考えをこんな風に客観視して書くことによって、幾分か心の整理をつけているだけなんだろうな。悲しいとか楽になりたいとか助けてほしいとかそういうのではなくて、ただただ、疲れているし生き辛い。そういう朝だった。